山本康夫の歌ー2018年(平成30年)7月号ー
『麗雲』(昭和22年刊) ー悪夢(昭和16年作)ー
あさましき夢を見しかもうつそみの汗かきて一途にわが闘ひき
夢ぬちのわれの裸形がかかりくるものかかりくるもの皆ねぢ伏せき
暴れゐていぶかしみけりこの夢は地獄絵相にまさに通ふと
うつつには譲歩をのみわれのねぎ来しが夢ぬちにして暴れまくりぬ
み仏をたのむわれにして夢ぬちは阿修羅の心なほ燃えさかる
あからひく昼を思へばよべの夢荒唐無稽にしてまとまりがたし
あさましき夢を見しかもうつそみの汗かきて一途にわが闘ひき
夢ぬちのわれの裸形がかかりくるものかかりくるもの皆ねぢ伏せき
暴れゐていぶかしみけりこの夢は地獄絵相にまさに通ふと
うつつには譲歩をのみわれのねぎ来しが夢ぬちにして暴れまくりぬ
み仏をたのむわれにして夢ぬちは阿修羅の心なほ燃えさかる
あからひく昼を思へばよべの夢荒唐無稽にしてまとまりがたし
- 関連記事
-
- 山本康夫の歌ー2018年(平成30年)9月号ー
- 山本康夫の歌ー2018年(平成30年)8月号ー
- 山本康夫の歌ー2018年(平成30年)7月号ー
コメント