山本康夫の歌ー2019年(平成31年)1月号
『麗雲』(昭和22年刊) ー早暁起床を試むとて(昭和19年作)ー
すみきれるこの暁の頭(づ)の神(しん)はひとりひめたるわが宝ぞも
暁の三時となりぬわがうちに来ませる神といざや語らむ
古のふみひろげつつひた惜しむあまりに早き時のあゆみを
寒といへど深夜を起きて磨る墨の今年はいまだ凍ることなし
すみきれるこの暁の頭(づ)の神(しん)はひとりひめたるわが宝ぞも
暁の三時となりぬわがうちに来ませる神といざや語らむ
古のふみひろげつつひた惜しむあまりに早き時のあゆみを
寒といへど深夜を起きて磨る墨の今年はいまだ凍ることなし
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