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2018/08/28

ご案内 ー2018年9月ー

      真樹サロン
            日時 9月23日(日)10時~    協力
                       13時~15時 短歌会
                会費 500円(10時からの来会者は不要)
            出詠 1首を担当者 新井邦子 まで
            締切 9月15日  
     真樹デイ
          日時 9月21日(金) 10~12時  協力
         (共に、会場は真樹社)
2018/08/28

2018年9月号「前号20首抄」

20首抄(2018年8月号より抄出)ー
 天そばを食してのちに汽笛鳴る少し昔の糸崎駅は             樋口  礎
 きのこ雲を見し夏来たり吟じたし世界へ届け原爆のうた          藤河賀久清
 ころんだり落ちたり滑ったりの者ばかり受験生には禁忌の病室       守光 則子
 亡き母と亡き妹がたずね来る夢におどろくうたたねの午後         山野井 香
 手を伸べば花の小枝に触れるかや魔のささぬうち列車よ出(い)でよ     吉山 法子
 満開の桜に丸き月かかりたれもふわりと羽衣まとう            新井 邦子
 就活に出(い)で行く孫を見送れるわが白髪を映すミラーは         有本 幸子
 津女津中共学となれば同窓よ兼英先生名簿に後輩             石井恵美子
 亡き夫が買いてくれにし夏帽子形崩れず三十三年             岩本 淑子
 燕らよ戻り来たれるこの国の空の匂いは去年のままか           上脇 立哉
 あまたなるおのが障害気にしても仕方なければ気楽さ求む         大森  勝
 赤き舌わずかにのぞかせ石楠花は風のぬくさを確かめている        岡田 寿子
 ちょっとしたほころびいつまで繕えぬまなじり上ぐる母の夢見る      川上  薫
 世の人の知り得ぬ努力積まれけん今わが前に光る名作           川口 浩子
 撩(れう)乱の色を鼓舞してチューリップ園に人らの笑顔が歩く       廣本 貢一
 けさ生(あ)れし蝶るりいろの羽ひそと楓の若き葉に息づけり        澤田久美子 
 見上ぐれば空旋回すきのうまで我が庭にいし鳩にあらずや         竹添田美子
 紅(あか)もみじのはざ間にみゆる雲の海見上ぐるわれに朝鳥の鳴く     龍野日那子
 ガラス戸に笹の葉ゆれるかげ映り午後の薄日にあらき風見ゆ        豊田 敬子
 山吹の花びらひとつ散れるを見ひとつ年ます春をば待ちぬ         永井 妙子
 
2018/08/27

山本康夫の歌ー2018年(平成30年)9月号ー

   『広島新象』(昭和34年刊) ー新秋(昭和32年作)ー

     さむらいの末と伝えて世にうとく貧しく峡の村に育ちぬ
     秋風に灯かげさえゆく夜を惜しむ愛の詩篇の頁とざして
     潮(うしお)のごと善意のこころ胸に満つかかる新秋の夜の刻を得つ
     生きてあらば大学を卒ゆるころかなどといいて直かりし子が性を恋う
     客少なき夜更けの電車灯の明く見回して親し目の合う時に
     枝刈りて明るくなりしいちじくの幹にその実のつぎてふくるる

      
2018/07/21

2018年(平成30年)8月号

    2018年8月号表紙001_convert_20180721194049 
700ピクセル  ☆研究  □「恋」を「こひ」と書くこと-古典の小径114ー  ‥‥外村 展子 44
  ☆作品評
  ☆再録  □他誌抄録-82-       ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 53
  ☆記   □真樹サロン短歌会記    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥笹田四茂枝 61‣63
       □後記             
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 68
2018/07/21

ご案内 ー2018年8月ー

     真樹サロン
            日時 8月26日(日)10時~    協力
                       13時~15時 短歌会
                会費 500円(10時からの来会者は不要)
            出詠 1首を担当者 新井邦子 まで
            締切 8月15日  
     真樹デイ
          日時 8月17日(金) 10~12時  協力
         (共に、会場は真樹社)
2018/07/18

2018年8月号「前号20首抄」

 20首抄(2018年7月号より抄出)ー

   うららかな弥生の空の鶯の声に天なる母を感ぜり             中尾 廸子
 春うらら島に隠るる犯人と千二百人の警察官と              中元芙美子
 雨にぬるる紫陽花の濃き紫の目にしむ今朝の冷たき風よ          難波 雪枝
 春たちて嵐吹きあれ草木みな潤(うる)う命の芽ぞ張りにける        日野 幸吉
 気高くもかわゆき小由女人形の花はこまかき筆に成りたり         平本 律枝
 花祭りにぎわえるらし農繁期われは鍬(くわ)もて春愁をはらう       廣田 怜子
 これまさに「鬼手仏心」と心しむ緑風のなか歩いておりぬ         古澤 和子
 日と月と向かい合う間の大木は数多(あまた)の鳥の夢乗せ暮れつ      松尾 郁子
 雪の道わが足跡を残しゆく音さくさくとしじまを揺らす          村上 山治
 あのドームに誓ひし言葉忘れゆき憧れて見るセントエルモの火       森 ひなこ
 慈しみわれを育てし家族あり短歌詠むたびなつかしさ湧く         森  光枝
 ひかれゆく若者の恐ろしき表情よおのが心が刻みしものか         吉田ヒロミ
 筆太の兜太の大書「許さない」遺墨となりて夏を迎える          油野はつ枝
 金鳳花その身の毒を知るやいなや道行く人に愛敬(きょう)ふりまく     岡畑 文香
 風強まり木(こ)の葉裏見せ表見す裏見する風しずまりてほし        喜多 敏子
 花壇見るひまなくおればこぼれ種の千鳥草はも青強く咲く         幸本 信子
 河出書房「定價六拾圓」蕗のとうの装丁あせず啄木歌集          後藤 祝江
 病む足にもかなう天気と街中の小さき園に独りの花見           小巻由佳子
 自然石の粗き面(おもて)に刻みたる「天離(さか)る」の歌柴舟の筆     近藤 史郎
 しまいいし亡夫の時計のねじ巻くも共有の時永遠(とわ)にもどらず     近藤 松子
 
2018/07/18

山本康夫の歌ー2018年(平成30年)8月号ー

   『麗雲』(昭和22年刊) ー真澄8月6日の原子爆弾に罹災す(昭和20年作)ー

       
その声は真澄ならずやよくもよくもかかる深傷(ふかで)の体運び来し
     父母に一目逢はむの念のみに帰りしといふか子よ強かりし
       治療所へ急ぎ運ぶと吾子のせて妻とわが持つ戸板かなしも

     死を早む水とし聞けど欲り欲りて子が苦しめば水あたへつも
             お浄土にゆくとしいひて安らけき吾子なりしまさしく浄土はあらむ
     わが掌(て)おく額の温み冷え果てぬ吾子よ吾子よすでに命絶えたり
     手をとりて慰められし葬(はふ)り路をけふは汝が骸送りてぞ来ぬ



2018/07/05

2018年(平成30年)7月号

        2018年7月号001_convert_20180705121756
  ☆研究  □冷泉家中興の祖-古典の小径113ー  ‥‥外村展子
       □尾上柴舟のうた      ‥‥澤田久美子 中村武 山本光珠 
       □内面客観の道をたずねて  ‥‥滝沢韶一 小巻由佳子 高本澄江 宮﨑孝司
                       ‥‥新井邦子 廣本貢一 上脇立哉 山次隆晴
       □近現代歌人の一首【近藤芳美】     ‥‥近藤史郎
       □【異文化essay】45ピンクのイメージは?‥‥田中淳子
       □佳品嘆美〈万葉集〉〈岩田 正〉  ‥‥山本光珠 森ひなこ
  ☆作品評
  ☆再録  □真樹の曙ー旧号抄録
       □他誌抄録
       □ほか
  ☆書評  □萩岡良博歌集『周老王』
       □水野康幸歌文集『余光』
       □天瀬裕康歌集『時は流れ往けど』
  ☆記   □青嵐忌歌会記に寄せて
       □各賞の「過去の受賞者」について
       □真樹賞・真樹奨励賞・康夫賞・年度賞要項
       □後記  

2018/07/05

ご案内 ー2018年7月ー

          木村浩子絵画展「生きる、可能性を信じて」
       日時 7月27日(金)~ 8月1日(水)9時~18時
     会場 長野県伊那市「かんてんぱぱホール」(TEL0265-78-2002)
                    ☆略歴 昭和12年 旧満州に生まれる
         
   昭和30年 「真樹」入会
            昭和37年 世界身障芸術家協会会員
            平成26年 NPO法人 共に生きるネットワーク「まなびやー」理事 
       ☆著書 歌集「足指に生きる」(昭和41年)
           詩画集「わらべ その詩」(社会福祉法人東京コロニー・昭和60年)
           歌集「琉球すみれ」(青海社・平成29年) ほか多数
            *「琉球すみれ」2,000円(税込)のお申し込みは真樹社へ/送料真樹社負担
             
地図かんてんパパホール改_convert_20180712023817    
   真樹サロン
       日時 7月22日(日)10時~    協力
                  13時~15時 短歌会
           会費 500円(10時からの来会者は不要)
       出詠 1首を担当者 福光譲二 まで
       締切 7月15日  
   真樹デイ
     日時 7月20日(金) 10~12時  協力
       (共に、会場は真樹社)