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2019/08/01

2019年(令和元年)8月号

     2019年8月号表紙_convert_20190807125918  題字 尾上柴舟   表紙 武永槙雄「南無佛太子像」
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   ☆研究    □京の白川 ー古典の小径125-             ‥‥外村展子    
 
☆作品評
 ☆再録  他誌抄録94
 ☆記   
真樹サロン短歌会記                   ‥‥田中淳子
      
後記 
2019/08/01

ご案内 ー2019年8月ー

          真樹サロン
          日時 8月25日(日)10時~    協力
                      13時~15時 短歌会
              会費 500円(10時からの来会者は不要)
          出詠 1首を担当者 吉田征子まで(SMS可)
             締切 7月15日     

                  (会場は真樹社)
 
2019/08/01

2019年8月号「前号20首抄」

 20首抄(2019年7月号より抄出)ー    

  
初釜(がま)に足袋(たび)のすりゆく音ぞよきひらりと指の所作声をもつ    新井 邦子
  後輩と覚しき子たちその胸にわれのなじみしバッジを付けて         宇吹 哲夫
  「黄金の翼にのって」ヴェルディの歌口ずさむ朝の空元気(からげんき)    大瀨  宏
  代替わり承継の儀は粛々たり妃の鶸(ひわ)色の装束さゆる          大垰 敦子
  みんな旅にキャリーバッグを引き行けば地球がだんだんすり減ってくる   廣本 貢一
  平成の終(つい)の満月と報道あり東を見れば黄金(こがね)ぞ浮かぶ      小巻由佳子
  人道の世紀と新聞謳(うた)いおりでこぼこ道にいかなる花咲く       近藤 松子
  妹よ君が生まれしその頃は春の草はた水仙の黄(きい)           佐々木孫一
  燭(しょく)ともし仏間も開けて風を入れ父祖に告げたり即位の礼を     笹田四茂枝
  情念はこはいかんとも為し難く紡(つむ)ぐ解(ほど)くを繰り返すのみ     下井  護
  平成の空気吸い込み令和へとおよぐ幟(のぼり)の鯉の輝き         鈴木 敬子
  草も木も萌(きざ)して動くあらたまの元号詠みて言祝()ぐあした     月原 芳子
  雛(ひな)の軸かけかえたる日母偲(しの)びとりいだすかな形見の鼓(つづみ) 中谷美保子
  逝きし人はるかに思いいずるとき五山送り火きれいにともる        延近 道江
  平成より新時代なる令和へとこの元号も平和をつくらん          平本 律枝
  空をさし莢(さや)ふとりたる空豆は春をつめこむさ緑の濃き        廣田 玲子
  父母は身まかり子らは巣立ちたる平成の世にわが責済みぬ           松尾 美鈴
  巣づくりとつばめのつがいは玄関へ電線拠点に視察すらしも        松永 玲子
  春となり寒々とする大倭古梅の枝に花みごとなり               矢追 房子
  科学では霊性を入力できぬこと知ればAIの恐怖ぬぐわる           吉田ヒロミ

2019/08/01

山本康夫の歌ー2019年(令和元年)8月号

    『麗雲』(昭和22年刊) ―歌の道(昭和21年作)―

     歌の道にこりゆく命見つめてはつたなき嘆きかへすいくたび
     歌に向ふこころはあつくなりゆけどその作(な)る歌に足ることもなし

     いたれりし大人(うし)らの道はひびけども仰ぐにきびしその歌ごころ

     歌の上にまことをこめてあるといふ思ひがわれの生(よ)を荘厳す

     わが力おぼつかなしと知るからに心つくして歌は詠むべし