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2019/03/31

2019年(平成31年)4月号

  真樹2019・4表紙 
  
☆研究   □夕霧の手紙Ⅱー古典の小径121-             ‥‥加藤定彦・外村展子        
      □尾上柴舟のうた217        ‥‥
近藤史郎 岡田寿子 山本光珠 
      □内面客観の道をたずねて110  ‥‥大垰敦子 日野幸吉 
高本澄江 中村 武
                            福光譲二  野坂昭雄 吉田ヒロミ 金丸洋子
      □近現代歌人の一首【島木赤彦】        ‥‥澤田久美子
      □【短歌時評】18 「原発を詠む」について  ‥‥森ひなこ
      
佳品嘆美127〈万葉集〉〈伊藤一彦〉    ‥‥山本光珠 新井邦子
 ☆作品評
 ☆書評  
喜多隆子歌集『柿の消えた空』       ‥‥澤田久美子
      
福岡勢子歌集『風の音 水の音』      ‥‥岡田寿子
      
水上深保子歌集『紅雀』          ‥‥新井邦子
 ☆再録  
真樹の曙ー旧号抄録142ー
      
他誌抄録90
 ☆記   
真樹サロン短歌会記            ‥‥永井妙子
      
後記
2019/03/31

ご案内 ー2019年4月ー

          真樹サロン
            日時 4月28日(日)10時~    協力
                          13時~15時 短歌会
                会費 500円(10時からの来会者は不要)
            出詠 1首を担当者 中村 武まで
            締切 4月15日     

                        (会場は真樹社)
2019/03/31

2019年4月号「前号20首抄」

   20首抄(2019年3月号より抄出)ー    

  匂いごと胸に抱えて古書店のお暗きレジの前に立ちけり          長嶋 彰子
  壁にはう蔦かずら紅(あか)く色づきて無住の家を秋に染め上ぐ       延近 道江
  くれないの葉先かわいてカラカラと冬のプロローグ坂のぼり来る        北條多美枝
  紫木蓮一夜のうちに葉を落とし庭より師走ついたちとなる         松井嘉壽子
  良寛は七十四まで生きしやなど思いて遊ぶ愚直の子らと          的場いく子
  柿の実のえもいわぬその柿の色照りかがやけりテーブルの上に       矢追 房子
  道端で片方だけの手袋が対を探さんと北風に乗る             井原 弘美
  うたかたの夢物語みてましたわが家に帰り感謝の香たく          岩本 淑子
  荒れ野には黄巾賊(こうきんぞく)が立つごとく泡立草の大群の波      上脇 立哉
  ドライブの伴(とも)が母われかと思()えど小春日の安芸の小京都よし   大越由美子
  猫ひとつ鳴かぬ夜の闇恋い猫の春も許さぬ人の無情よ          大瀬  宏
  閉ざされた母校は粋に自治の場と建て替えられぬ和みに行かん      岡畑 文香
  両の手で二つに林檎わりし日のベクトルは今いずこに向かう       勝地 健一
  母植えしろう梅の香の漂いて独りの淡き我が新春賦           金丸 洋子
  がん細胞小さくなると言うに吾()はよろこべないもうひとりの吾のいる 後藤 祝江
  冬の夜の闇よりもなお冥(くら)きなり耳削()ぐ自画像の吾()を見る眼 近藤 史郎
  ウリ坊よキミ棲()む山の麓(ふもと)より紅葉の錦いま燃えたつぞ    笹田四茂枝
  軽トラを田に横付けてもみ燃やす脇で坊やが水を得た魚(うお)        高見 俊和
  灰色の空に響ける虎落笛(もがりぶえ)(おの)が心の惑い慰む      田中 淳子
  バラの香のあふるる中に夫といて茶を飲む日々を幸とや言わん       豊田 敬子